親の離婚・別居が原因の不登校

まず最初に申し上げておきたいのは、決して、離婚や別居を否定するわけではありません。しかし、親の離婚や別居等が原因で子どもさんが不登校になることがあるのは、事実です。                

やはり、子どもさんにとって、親御さんの離婚、どちらかの親御さんと会えない、ということは、大きな心の傷になります。どちらかの親御さんを「恨む」場合もあります。                

しかし、離婚そのものが、不登校の原因になるわけではなく、不登校の複合的な要因になる、と言った方がいいかもしれません。たとえば、学校で人間関係がこじれる、等の「事件」があったとき、「守ってくれるお母さん・お父さんがいない」ということが、さらに、子どもさんの心を弱らせてしまうわけです。                

あるいは、また、お父さんがいない、お母さんがいない、ということを、同居している方の親御さんが過剰に意識してしまうために、厳しくなりすぎたり、甘くなりすぎたり、いずれにしても、過干渉になり、子どもさんに過剰なプレッシャーを与えてしまっているケースもあります。

強いプレッシャー与える親子関係が原因の不登校

                

不登校になりやすい子どもさんは、往々にしてよく言えば「生真面目で向上心が強く正義感が強く人間関係にも真剣」、悪く言えば「融通が利かず頑固でプライドが高く妥協を知らず人間関係でも人を許さない」という性格の子どもさんが多いのですが、遺伝的に言って、親御さんもそのような性格のケースが多いようです。                 

そのような親子が相対したとき、どうなるでしょうか。                 

非常に緊迫した、逃げ場のない、プレッシャーの強い親子関係となります。                 

たとえば、親御さんが、学業で子どもさんに、妥協を許さない努力を要求する。そこで、子どもさんが、「うるさい親だな」と軽く受け流せるなら、逆にいいのですが、子どもさんも、親御さんの要求を100%受け止め、努力しようとするのです。                 

そして、学業が思い通りに行かないとき、子どもさんは、強い自責の念に駆られます。そうして、あるとき、「心が折れた」状態になってしまうのです。

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